不動産の豆知識

コラム

不動産の相続に税金はかかるの?そんな疑問に答えます!


「不動産の相続には税金が発生するのだろうか」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
予期せぬ出費を防ぐためにも、どのタイミングでどれくらいの税金がかかるのかを把握しておくことはとても大切です。
そこで今回は、不動産の相続にかかる税金の計算方法や、知っておくべきポイントについてご紹介します。

 

 

 

 

 

□相続にかかる税金とその計算方法について

みなさんは相続税という言葉を聞いたことはありますか。
名前の通り、相続の際に発生する税金のことです。

遺産を受け継ぐとき、その総額に応じて支払う金額が決まります。
相続にかかる税金の計算の流れは以下になります。

まずは、遺産総額を明確にします。
その際、すべての遺産額を足し合わせるようにしましょう。

次に、その額から借入金やお葬式にかかる費用、基礎控除額を引きます。
最後に、相続人ごとに相続税を求め、控除額を引いたら支払う金額が求まります。

相続税は、課税価格に税率を掛け合わせ、控除額を差し引いた金額になります。
このような手順を踏めば、個人でも相続税の計算は可能です。

もし、より正確な値を知りたいのであれば、不動産会社に依頼し、正確な値を求めてもらうと良いでしょう。

□不動産を相続する際のポイントについて

ここまで、相続税について、またその計算方法について解説しました。
相続税への理解が深まったのではないでしょうか。

そこで続いては、不動産の相続をスムーズに行うために注意しておくべきポイントについてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

1つ目の注意点は、相続税の申請や納税には期限があるということです。
この期限は10カ月です。
災害など、特別な事情がある際には延長措置もありますが、基本的にはこの期限から変更されることはないので、ゆとりをもって申請や納税を行いましょう。

2つ目の注意点は、相続税の納税期限を過ぎてしまうとペナルティを課せられるということです。
最悪の場合、財産を差し押さえられてしまう可能性もあるため、期限にはくれぐれも気を付けましょう。

3つ目の注意点は、税金が2割上乗せされるケースがあるということです。
具体的には、配偶者でもなく、一親等の血族でもない人が相続人になる場合です。
思わぬ出費とならないように、上記に当てはまる場合はあらかじめ把握しておきましょう。

□まとめ

今回は、不動産の相続にかかる税金についてとその計算方法をご紹介しました。
また、相続する上での注意点についてもご紹介しました。
当初の疑問が解決したのではないでしょうか。
分からないことや不動産の相続に関する相談があればいつでもお気軽に当社へお問い合わせください。