不動産を相続したけれども、どのタイミングで売却したらいいのか分からないというお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
売却には手続きが必要ですし、どのタイミングで始めるべきか分かりにくいですよね。
そこで今回は、不動産を売却するべきタイミングについてご紹介します。
また、注意点についても解説します。

 

 

 

 

 

□相続した不動産を売却するタイミングについて

みなさんは、相続した不動産をどれくらいの期間所持していますか。
所持している間は、維持費もかかりますし、管理する手間もかかってしまいますよね。

そのため、なるべく早く手放した方が良いのではないかと考える方が多いのではないでしょうか。
その一方で、思い入れがあり、なかなか手放せないという方もいらっしゃるかと思います。
そこでまずは、売却に適したタイミングについてご紹介します。

不動産売却をするなら、相続してから、3年10か月以内に売却するようにしましょう。
なぜなら、3年10か月以内に売却すると、税金が控除されるからです。

この期限を過ぎてしまうと、控除が適用できなくなるので、より多くの税金を支払うことになってしまいます。
もし、相続してから時間が経ってしまっている方は、なるべく早く手続きを始めることをおすすめします。

また、相続したばかりという方も、3年後を目途に売却を進めると良いでしょう。

□空き家を売却するタイミングに関する注意点

ここまで、空き家を売却するタイミングについて解説しました。
最適なタイミングが明確になったのではないでしょうか。

続いて、知っておきたい注意点についてもご紹介します。
ぜひチェックしてみてください。

注意点は、不動産を売却せず空き家のまま放置する期間を長引かせてしまうと、固定資産税が6倍になってしまうということです。
これは、空き家問題を解決するために導入された制度です。
通常、人が住んでいれば土地にかかる税金は空き家の6分の1になっています。

この税金は、1年に1回のペースで見直されます。
そのため、次の見直しのタイミングまでに売却するのが最も良い選択であると言えます。

税金が突然6倍になってしまったら、経済的な負担がとても大きくなってしまいますよね。
様々な事情で空き家の売却が難しいという方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ改めて、維持費や手間、6倍になる税金について考えてみましょう。

その上で、納得のいく決断ができると良いですね。

□まとめ

今回は、相続した不動産の売却に適したタイミングについて解説しました。
また、税金が6倍になってしまう前に売却することがポイントであるということについてもご説明しました。
今回お届けした情報を参考に、不動産の売却を進めてみましょう。
お困りのことがありましたら、いつでも当社へご連絡ください。