不動産の豆知識

コラム

売れない土地を処分する方法について解説します!

「土地がなかなか売れずに困っている」
「売れない土地を放置するリスクが知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

この記事では、売れない土地を処分する方法について、詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

 

□売れない土地を放置するリスク

持っている土地や空き地を長期間放置してしまっていませんか。
実は、土地というものは持っているだけでリスクが発生するものなのです。
そこで、売れない土地をそのままにしておくことでどんなリスクがあるのかご説明します。

*使っていない土地は負債である

土地は、たとえ使っていなくても持っているだけで固定資産税がかかります。
そのため、まったく使っていない土地は単なる負債でしかありません。
有効活用できていない土地を持ち続けることは、財布に穴が空いているようなものなのです。

*近隣住民とのトラブルの原因となる

使わない土地をずっと放置し続けることで、雑草や木々が生い茂っている状態になっている場合があります。
これらの雑草等は害虫のすみかとなり、それらが近隣住宅に飛来することで迷惑をかける恐れがあります。
加えて、小動物が発生すれば糞尿による悪臭など、健康被害を及ぼすリスクもあり、近隣住民とのトラブルの原因になりかねません。
お持ちの土地に雑草や植物が繁殖している場合は、すぐに対処が必要です。

□売れない土地は処分できる?

前の章で、土地を放置するリスクについてご紹介しました。
それでは一体、資産価値を失った土地はどのようにして処分すれば良いのでしょうか。

まず売れない土地を所持している場合は、基本的に処分が難しいため、所持し続けなければなりません。
寄付の選択肢を考える方もいらっしゃいますが、資産価値のない土地を自治体などが引き取ってくれる可能性は低いでしょう。

売却や寄付が難しい土地の処分方法としては、相続放棄があります。
相続放棄を選択すれば、固定資産税の毎年の支払い義務がなくなります。
ただし、相続放棄をすれば全ての責任から逃れられるわけではありません。
その土地の管理義務は放棄した方に残っていることを頭に入れておきましょう。

□まとめ

今回は、売れない土地を放置するリスクや処分する方法についてご紹介しました。
売れない土地を所持している場合は資産価値を高める工夫を行い、それでも難しい場合は放棄を検討しましょう。
土地の処分方法について悩んでいる方がいらっしゃれば、お気軽に当社へご連絡ください。