不動産の豆知識

コラム

空き家にも防犯対策が必要!対策方法を紹介します!

「空き家を所持しているが、万が一に備えて防犯対策を強化したい」
「空き家の防犯対策を考えているが、費用は最低限に抑えたい」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
今回は空き家の防犯対策について、必要な方法と防犯対策を怠った場合のリスクについてご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

□空き家の防犯対策の手順について

空き家の防犯対策は大きく4つのステップに分けられます。

1つ目は空き家だと思われないようにすることです。
空き巣に入ろうとする不審者は、侵入する前にまず下見をします。
そこで空き屋だと判断されれば、侵入されやすいと思われる可能性が高いです。

対策法は、郵便を放置しない、除草や掃除などを定期的にすることで人がいるというアピールをしましょう。
空き家を見回るサービスや、除草を業者に依頼することもできます。
費用を考慮しながら空き家だと思われにくくしましょう。

2つ目は空き家の敷地内への侵入を防ぐことです。
侵入を防ぐには、防犯カメラやセンサーライトの設置をおすすめします。
多くの侵入者が防犯カメラが設置してあるという理由で空き巣に入ることをやめたというデータがあります。

そのため、費用を抑えるために本物のカメラではなくダミーのカメラを使用することも防犯に有効です。
また、外壁付近に砂利を敷いて音が出やすくしたり、外からの見通しを良くすることも効果があります。

3つ目は建物内への侵入を防ぐことです。
侵入されないためには、建物内に入りにくくすることが重要です。
不審者は10分以上侵入に時間がかかると、ほとんどが侵入をあきらめるというデータがあります。

そのため、玄関口と窓は十分に対策をしましょう。
玄関口の対策方法としては、解錠しにくいように補助錠を取り付けたり、ピッキングの時間を大幅に伸ばすタイプのカギもあります。
補助錠の価格は約1万円弱、ピッキングをしにくくするカギは約3万円〜5万円です。

4つ目はホームセキュリティサービスに申し込むことです。
玄関口、窓へ防犯センサーを取り付けたり、万が一侵入された場合にもすぐ駆けつけてくれるサービスを受けられます。

□空き家の対策が不十分だった場合のリスクとは?

空き家に入られた場合のリスクとして、4つのリスクが考えられます。

1つ目は盗難被害です。
家具や家の中にあった家財道具が盗難にあう可能性があります。
ホームセキュリティサービスを使っていない場合、いつ空き巣に入られたのかが特定しにくく、盗まれたものがかえってくる可能性は低いです。

2つ目は不法占拠される可能性です。
不審者に住みつかれると、ゴミなどをそのままにされるため、害虫の発生や家の中が荒れてしまうことがあります。
3つ目は犯罪利用の危険性です。
空き家が闇取引や麻薬関係の事件現場として使われる可能性があります。

4つ目は火災の危険性です。
ゴミの不法投棄や放火などにより火災が発生すると、後に高額な費用がかかります。

□まとめ

今回は空き家の防犯対策や防犯しなかった際のリスクをご紹介いたしました。
当社は空き家を所有しているお客様向けに、不動産売却についての相談サービスを承っております。
お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。