不動産の豆知識

コラム

遺産相続で揉めた場合の対処法と揉めないための対策法についてご紹介します!

たとえ兄弟姉妹間であっても、遺産相続を巡るトラブルは多いと言われています。
特に、土地や建物などの不動産の遺産分割は、分割方法が難しいことからトラブルにつながる可能性が高いです。
そこで今回は、遺産相続で揉めた場合の対処法と、遺産相続で揉めないための対策についてご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

□遺産相続で揉めた場合の対処法

まずは、遺産相続で揉めた場合の対処法についてご紹介します。

第一に、兄弟姉妹間において遺産分割の割合を巡ってトラブルが生じた場合です。
仲の良い兄弟姉妹間であっても、遺産分割の割合を巡ってトラブルが生じることは珍しくありません。

そのため、対処法としては、兄弟姉妹間でしっかりと遺産分割の割合を確認することが考えられます。

第二に、遺産が不動産であった際にトラブルが生じた場合です。
土地や建物など、遺産が不動産である場合は、遺産相続において最もトラブルにつながりやすいと言われています。
これは、現実的に分割して相続することが難しかったり、相続人の間において分割方法に対する意見が合わなかったりするためです。

そのため、対処法としては、相続人の間で分割方法の種類を確認した上で、しっかりと協議をすることが考えられます。

第三に、相続人が多いがゆえにトラブルが生じた場合です。
遺産相続において、民法で定められた被相続人の財産を相続できる人のことを法定相続人と言います。
この法定相続人は、基本的には、被相続人の配偶者や実の子供、父母や兄弟姉妹がなることが多いですが、養子や隠し子などの存在が発覚するという例もあります。

そのため、対処法としては、遺産分割において、誰が法定相続人となるのかを正確に把握し、遺産分割の割合をしっかりと確認することが考えられます。

□遺産相続で揉めないための対策

次に、遺産相続で揉めないための対策についてご紹介します。

遺産相続で揉めないための対策としては、被相続人が生前に遺言書を作成しておくことが最善の策です。

その際、公正証書遺言で作成することがポイントです。
なぜなら、公正証書遺言は、公証人が被相続人である遺言者の意思を確認して作成するため、後に遺言書が有効であると判断されやすいからです。

そのため、公正証書遺言で遺言書を作成することをおすすめします。

□まとめ

今回は、遺産相続で揉めた場合の対処法と、遺産相続で揉めないための対策法についてご紹介しました。
本記事でご紹介させていただいたように、遺産相続で揉めることは決して珍しいことではありませんが、事前に対策することで十分にトラブルを回避できます。
相続した不動産の売却をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。