不動産の豆知識

コラム

買ってはいけない中古住宅の特徴とは?後悔を防ぐためのポイントも解説します!

中古住宅は安く購入できるメリットがある一方で、購入後に思わぬ損傷や劣化が見つかるというリスクもあります。
せっかくの住宅購入で後悔したくないですよね。
そこで今回は、中古住宅購入時の失敗を防ぐために、買ってはいけない中古住宅の特徴と、後悔を防ぐ中古住宅選びのポイントを解説します。

 

 

 

 

 

□買ってはいけない中古住宅の特徴とは?

*土地の特徴

・氾濫の多い河川の近く、整備されていない山の斜面の近く、埋め立て地など、災害リスクの高い土地
・隣家との境界線が曖昧だったり接道義務を果たしていない
・空き家が多く管理が行き届いていない
・駅から離れており利便性が悪い

災害リスクの高い土地や防犯性の低い土地は、安いことを理由に飛びつけば、後々後悔することになりかねません。
他にも、利便性については、今の暮らしだけでなく家族ができたときのことも考えて検討しましょう。

*建物の特徴

・地盤沈下しており家が傾いている
・建築基準法に違反している
・雨漏りした形跡やシロアリがいた形跡がある
・旧耐震基準であり耐震補強ができない

上記のような建物は、倒壊のリスクが高いだけでなく、購入後のリフォームで想像以上に費用がかかってしまうことが多いです。
他にも、売却が難しい可能性もあるので、購入しないように注意しましょう。

□後悔を防ぐ中古住宅選びのポイントを解説します!

1.不動産の基礎知識を学ぶ
不動産の基礎知識を持っていなければ、資料やセールスマンの話を正しく理解できません。
当社ホームページでは、この他にもたくさんのお役立ち記事を掲載しております。
ぜひ他の記事も読んでみてください。

2.チェックリストを用意する
チェックリストを用意して内見すれば、土地の選択に必要な情報を漏れなく確認できます。
最終的な比較にもとても有用なため、内見でチェックしたものは、実際に土地が決定するまで手元に置いておきましょう。

3.ホームインスペクションを利用する
ホームインスペクションとは、資格を持つ第三者が、住宅の劣化状況、不具合事象の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行うものです。
中古住宅の不安を解消するために非常に有用である一方で、5~7万程度の費用がかかるため、一度内見して気に入った住宅に対して実施すると良いでしょう。

□まとめ

今回は、買ってはいけない中古住宅の特徴と、後悔を防ぐ中古住宅選びのポイントを解説しました。
中古住宅購入予定の方は、先ほど紹介した1.不動産の基礎知識を学ぶ、2.チェックリストを用意する、3.ホームインスペクションを利用するという3つのポイントを実施してみてください。