不動産の豆知識

コラム

年末年始は相続を考えるきっかけにしましょう。

2025年も残りわずかとなりました。

大掃除やお正月の準備等、年の瀬はいつにも増してあっという間に時間が過ぎてしまいますよね。
ただ、そんな忙しい時期ですが、1日だけでもご自身の相続について考えてみる日を作ってみるのは如何でしょうか。
もし貴方が亡くなったら・・・

▶配偶者の生活はどうする?
▶駐車場や賃貸物件は誰が引き継ぐ?
▶引き継ぐ物件の情報はちゃんと共有出来ている?
▶今まで自分で確定申告してたけど、配偶者や子ども達は出来る?
▶自分のお葬式はどうしたい?
▶どこの銀行口座を持っているか、家族は知っている?  …etc.

 

エンディングノートと遺言書の違い

 

エンディングノート 遺言書
法的効力 ナシ

アリ
※内容に不備があると無効になる

形式・書式 ナシ アリ
内  容 自由 財産分与に関する事がメイン
目  的

自分自身の考えを纏める。

万が一の事があった際に、見た人が故人の想いやどんな財産があったのか概要を知る事が出来る。

どの財産を誰にどう配分したいか明確に示すことが出来る。

個人の意思を明確にする。

相続手続きを円滑にする。

 

 

エンディングノートと遺言書は目的が異なります。
エンディングノートは気軽に書く事が出来ますが、遺言書は法的拘束力が伴う反面、形式や書式に留意して書く事が必要です。


相続を考えるきっかけとして、まずはエンディングノートを書いてみる事をオススメします。

休むことなく走り続けてきた人生。人が生涯をとじるとき、それを託された家族はときに大変な思いをします。
葬儀から始まり、納骨、そして相続の手続き。納税迄の10ヶ月には各種行政への手続きときには役所へ何度も行くことも。
いわゆる後始末は自分ではできません。託された人の負担を少しでも減らすため、人生の振り返りとして整理してみませんか?

 

※記事引用元 (株)財産ドック 愛媛松山センター株式会社みのり商会
ご自身の保有財産を長いスパンで見ながら次世代へベストな状態で引き継いでいく。
「不動産相続」「土地の有効活用」など、皆様の財産を健全に維持するためにも、みのり商会にご相談ください。