不動産の豆知識

コラム

空き家は売却できる!その方法とは?

皆さんは空き家を売却する方法をご存じですか。
空き家の売却を何度も経験される方は少ないので、中には全く知らない人もいるでしょう。
今回は空き家を売却する方法をいくつかのパターンに分けて紹介します。
また、その際の確認事項や注意点も一緒に紹介します。

 

 

 

 

 

□空き家を売却する方法を紹介

空き家を売却する方法はいくつかの種類に分類されます。
今回はその中の代表的な、「空き家付きで売却」「更地にして売却」「不動産会社に買取を依頼」の3パターンを紹介します

*空き家付きで売却する場合

空き家を残しておくことで、買い手が空き家を解体して更地にするか、空き家を有効活用するのかを選択できるので、更地にする費用がかからないというメリットがあります。
また、人気がある地域だと家がある場合のほうが査定に有利になる可能性もあります。
しかし、売り出し期間も空き家の管理は必要で、なかなか売れない場合は自分で管理するか、管理サービスを利用する必要があるでしょう。

*更地にしてから売却する場合

更地にするには解体費が必要になりますが、土地を自由に利用できるので買い手が付きやすいというメリットがあります。
また、家屋の倒壊などの危険性がなくなり、家の管理の必要がなくなります。
しかし、再建築不可物件に指定されている場合は再建築ができないために、土地の利用に制約がかかるので、価値が下がってしまい売却が難しくなる可能性があります。
お得になる場合と損になる場合があるので更地にする前に不動産会社と相談するのが良いでしょう。

*不動産会社に買い取ってもらう場合

不動産会社に売却する方法は売却するまでの時間が短いのが特徴です。
早く売却できる理由は、不動産会社が売買を仲介して買い手を探すのではなく、不動産会社が直接買い取るので、買い手を探す時間が必要なくなります。
その代わり、本来の売却価格の7割前後やそれ以下の価格になる可能性があるので、少し安くても早く売却したい人は利用すると良いでしょう。

□空き家を売却する際に確認したい注意点とは?

その注意点とは、空き家の名義変更ができているか確認することです。
不動産の売却ができるのは、名義人のみで名義が故人のままだと売却を行えません。
もし名義の変更ができていない場合は、法務局で申請すれば変更できますが、平日しか開いていないので、忙しい人は司法書士を利用するとよいでしょう。

□まとめ

今回は空き家を売却する方法と、その前に確認する注意点を紹介しました。
皆さんも空き家を売却するときの参考にしてみてはどうでしょうか。