不動産の豆知識

コラム

家の生前贈与でお悩みの方へ生前贈与をしたほうが良い場合ととメリットを解説します!

この記事を読んでいる方の中には不動産を生前贈与するべきか、所有者が亡くなってから相続するべきか悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、生前贈与した方が良いケース3つと生前贈与のメリットについて解説します。
あなたの悩みを解消する一助になれたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

□生前贈与した方が良いケース3選

相続ではなく、生前贈与した方が良いケースは以下の3つがあります。

・所有している不動産が将来値上がりする可能性が高い場合
・所有している不動産が継続的に収入を生み出すと期待できる場合
・相続税がかからない場合

*所有している不動産が将来値上がりする可能性が高い場合

所有している不動産が将来値上がりすると考えられる場合、生前贈与した方が良いでしょう。
なぜなら、相続する際に発生する相続税は所有者がなくなった時点で評価されるのに対し、生前贈与で発生する贈与税は贈与した時点で評価されるからです。

要するに、価値が上がる前に贈与することで、かかる税金が小さくなるということです。
節税につながりますので、将来値上がりする可能性が高いなら、生前贈与すると良いでしょう。

*所有している不動産が継続的に収入を生み出すと期待できる場合

賃貸などで継続的に収入が期待できる場合、生前贈与した方が良いでしょう。
その理由は将来の相続税の節税になるからです。
特に中古マンションは贈与時に相続税評価額が低くなりますので、建物部分だけを贈与することによって税金の負担を小さくして贈与することが可能です。

*相続税がかからない場合

財産が基礎控除の範囲内である場合、生前贈与した方が良いでしょう。
この場合、相続時精算課税制度を利用すると相続税の申告は必要になるものの、納付は必要なくなるからです。
相続税がかからないため、この場合は生前贈与をオススメします。

□生前贈与するメリット

生前贈与するメリットは「時期を自由に選んで相続税対策ができること」と「相続時のトラブルを避けられること」の2つが挙げられます。

先ほども言ったように、将来値上がりする可能性が高い不動産を早いうちから生前贈与することで節税対策になります。
また、生前贈与を検討することは相続について考えていることにもなるので、相続時に起こりやすいトラブルのリスクを軽減することにもつながります。

□まとめ

生前贈与した方が良いケース3つと生前贈与のメリットをご紹介しました。
当社は、愛媛県松山市を中心に不動産コンサルティングを行っております。
今回紹介した生前贈与以外にも悩みがある方はお気軽にお問い合わせください。