不動産の豆知識

コラム

空き家になった実家をリフォームして賃貸化するメリットとデメリットを紹介します!

相続によって実家を相続した後、住む人がいないため空き家になっているというケースは多く存在します。
しかし、空き家は住んでいないにもかかわらず維持のための費用がかかる点がネックです。
そのような物件を活用する方法として、今回は実家をリフォームして賃貸化するという選択肢について紹介します。

 

 

 

 

 

□実家を賃貸化するメリットとデメリットについて

1つ目のメリットは、家賃収入を得られる点です。
空き家になった実家はそのままだと当然収益を生み出せませんが、リフォームすることで賃貸化できるので、新たな収入につながるかもしれません。

2つ目のメリットは、放火や空き巣から実家を守れる点です。
人が住む気配のない家は犯罪の温床となりやすいと言われています。
そこで、賃貸化して物件の状態を向上させられると、放火や空き巣などの犯罪から実家を守ることにつながるでしょう。

3つ目のメリットは、建物の状態を維持しやすくなる点です。
賃貸化で収益が発生すれば、その賃料を元手に建物の状態を保てるでしょう。
物件の状態をできるだけ綺麗に維持したいと考えている人にとっては、リフォームして人が住めるようにすることは効果的と言えます。

1つ目のデメリットは、管理の手間がかかる点です。
賃貸に出した人は契約が成立したその日から、管理者となります。
管理者となれば、借主の苦情や滞納への対応、建物の維持など様々な管理の手間がかかるでしょう。

2つ目のデメリットは、賃貸化自体に多くのコストがかかる点です。
賃貸化した後に回収可能ですが、建物の状態が悪いとリフォームに多くのコストがかかることは覚えておかなければなりません。

□賃貸化の流れについて

まずは、管理方法を決めます。
家賃の入金管理から清掃作業まで様々な管理業務を自分自身でするのか、それとも委託するのかを決定します。
次に、リフォームによって建物の原状回復を図ります。
賃貸物件としての魅力に関わる部分なので多くの準備が必要です。

原状回復が完了した後は、賃料や管理費、敷金・礼金の有無など、貸し出す際の条件について決めていきます。
最後に、仲介会社に手数料を払い入居者を募集します。

□まとめ

今回は、空き家となった実家をリフォームして賃貸化するメリットとデメリットについて紹介しました。
賃貸化によって管理の手間やコストなどの問題が生じますが、空き家の有効活用が可能なので、実家を相続したという方は賃貸化について検討してみると良いでしょう。