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住んでいない家に火災保険は必要?火災保険料や契約するための条件を紹介します!

人が住んでいない空き家は、保険で守っておいた方が良いと言えます。
そのような家は、犯罪の温床となりやすい物件であるため、しっかりとした管理と予防策が必要です。
損害を受けないためにも、火災保険の必要性や費用についても知っておきましょう。
この記事では、住んでいない家の火災保険の必要性や契約について紹介します。

 

 

 

 

 

□火災保険が必要な理由について

人が住んでいない建物は放火のリスクが高いと言えます。
放火されやすい家の特徴として、草が生い茂っている、明かりが少ないなど人の気配が少ないことが挙げられますが、これは空き家の特徴と一致しています。
そのため、もしもの時に備えて所有しているが住んでいないという家には保険をかけておくのが安心でしょう。

火災以外にも、誰も住んでいない家には盗難や自然災害など様々なリスクが考えられます。
もしもそのような被害に遭った際には、百万円単位の大きな損害にもつながりかねません。
その家に住んでいないからこそ、損害を被った時に補償を受け取れるように保険でリスクマネジメントしておくことは必須だと言えます。

□火災保険の契約条件や契約料について

ここまで住んでいない家は保険で守る必要があることについて紹介してきました。
ただ実際、空き家でも加入できるものの、そのための条件は比較的厳しいと言えます。
保険会社によっては、誰か住んでいる家でないと引き受けできないというケースも考えられます。

人が住んでいない家と言っても、家財がたくさんあり住めるものの住んでいない家もあれば、とても人が住める状態とは言えない家もあります。
状況は各物件によって様々ではあるものの、人が住んでいない家というのは一般的に見て火災がおきやすい家と言えます。

保険会社からすれば、そのような家に保険に加入されるのは危険なので、リスクをとるよりはそもそも拒否するという選択が合理的なのです
保険料は建物の使用用途や状態によって決まります。
同じ建物であっても状態の良し悪しや、人が住むための住宅なのか、それとも事務所なのかによって金額が変わってきます。

火災が起きにくい物件と判断してもらいより契約料を抑えるためにも、特に重要なのは空き家になってからの年数や状態、今後誰かが住む予定があるかどうかといったポイントについてはその物件が空き家になった瞬間から意識しておくと良いでしょう。

□まとめ

今回は、誰も住んでいない家に火災保険を適用する必要がある理由や火災保険の加入条件や保険料について紹介しました。
火災保険はその家に誰も住んでいないからこそ加入するべきです。
また、相続などで家を手にした際は保険に加入できるように管理を徹底するようにしましょう。