不動産の豆知識

コラム

建物解体費用の目安とは?相場と費用を抑える方法を紹介します!

「実家を相続したが、管理が大変で解体したいと考えている」
「相続した空き家を解体したいと考えているが、相場がわからずそのままにしている」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
今回は建物解体の相場や費用を抑える方法についてご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

□家の解体費用の相場について

地価や坪単価によって解体費用の相場は変わります。
坪単価の目安としては、40坪で80万円〜120万円、50坪の場合は100万円〜150万円、60坪の場合は120万円〜180万円となっています。

地域別では坪単価が1万円ほど違うため、お住まいのエリアでは坪単価がどのくらいか調べてみましょう。
家を解体する場合の費用の内訳は、主に4つあります。

1つ目は外壁材や瓦、内装材の撤去代です。
撤去したものは分別されて、処分に出されます。
その際、処分費がかかるため注意です。

2つ目は重機を用いた構造部分の解体です。
硬い建材を壊すために使う重機や、解体したものを運ぶためにクレーンが必要な場合があります。
一般的にレンタルするため、使用した日にち計算で費用が割り出されます。

3つ目は細かいガラの除去や清掃、整地にかかる費用です。
廃棄物を分別したり、解体した場所を更地にするための清掃費がかかります。

4つ目は解体時に出る粉じん対策や養生、騒音対策費用です。
近隣へ迷惑をかけないよう、しっかりと養生準備、仮設設備の準備をすることが必要になるため、重要な費用と言えます。
それぞれ坪数や建物の頑丈さなどで解体費は変動します。

□解体費用を安くするポイントとは?

解体費用を抑えるポイントは3つあります。

1つ目は事前に不用品を処分しておくことです。
除草や庭木の処理など、余計な工事のコストがかからないよう、ご自身でできることは事前に済ませておくことで費用を抑えられます。

2つ目は解体業者を選ぶ際に注意することです。
見積りを終えてから工事へと進んだり、工事事例が豊富で費用が妥当な、信頼できる業者を選びましょう。

3つ目は補助金を活用することです。
自治体によっては解体費用を負担する補助金制度があります。
お住まいのエリアでこのような制度がないか確認しておきましょう。

□まとめ

今回は建物の解体工事をする際の相場や工事費用を抑える方法をご紹介いたしました。
当社では空き家の売却をお考えの方向けに、不動産売買や相続の相談サービスを承っております。
相続した空き家についてお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。