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コラム

中古住宅の契約から引き渡しまでどれくらいかかるの?その流れについても解説します!

中古住宅はもともと建っている建物を購入するため、購入後に建築開始される新築住宅の購入と比較すれば早くに入居することが可能といえますが、それでもいくつかの手順を踏む必要があり、すぐに入居可能というわけではありません。
そこで今回は、中古住宅の購入時、契約から引き渡しまで実際にはどれくらいの期間がかかるのか解説します。
さらに引き渡しまでの具体的な流れについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

 

 

□中古住宅購入時の契約から引き渡しまでの期間の目安とは?

一般的に、中古住宅の契約から引き渡しまでには1~2か月程度かかるといわれています。
物件の購入を決めてから引き渡しまでは、購入申し込み、住宅ローンの仮審査、売買契約、住宅ローンの契約、決済・引き渡し、(必要時)リフォームなど、多くの手順を踏む必要があります。

中古住宅の引き渡しは、購入から入居まで6~12か月ほどかかる新築住宅と比較すれば早くに可能といえますが、この期間をさらに短くしたい方は事前に流れを確認し、申し込みや必要書類の収集を手早く行いましょう。

□契約から引き渡しまでの一般的な流れを解説します!

契約から入居まで、一般的には以下の経過をたどります。
1.住宅ローンの申し込み
2.引渡し日の日程調整
3.司法書士に必要書類を送付
4.引渡し・残代金の支払い・登記手続き

1.住宅ローンの申し込み
多くの方は中古住宅の購入時、融資を受けます。
融資を受ける方は、住宅ローンの申し込みを行い金融機関に必要書類を提出しましょう。

2.引き渡し日の日程調整
引き渡し日については契約の際に取り決めている場合も多いですが、金融機関から融資承認の連絡を受けた後に、引き渡し日の最終日程調整を行いましょう。

3.司法書士に必要書類を送付
中古住宅の売買においては、土地・建物の所有権移転登記と住宅ローンの抵当権設定登記が必要となります。
2つの登記を委託する司法書士に、手続きに必要な書類を送付しましょう。

4.引き渡し・残代金の支払い・登記手続き
引き渡しは多くの場合金融機関にて、融資を受けた金銭と残りを自己資金から支払い、登記手続きに必要な書類に署名、押印するといった流れで行われます。
その後、司法書士が登記申請をし、登記まで完了となります。
完了後は司法書士から送られてくる登記事項証明書から、きちんと登記の完了を確認しましょう。

□まとめ

今回は、中古住宅購入時の契約から引き渡しまでの期間の目安とその流れについて解説しました。
一般的にその期間は1~2か月で、
1.住宅ローンの申し込み
2.引渡し日の日程調整
3.司法書士に必要書類を送付
4.引き渡し・残代金の支払い・登記手続き
という流れで行われることが多いです。

売り手都合により引き渡し日を延期される可能性もあるため、引き渡し日から数日開けて引っ越し日を設定するようにしましょう。